注目すべきバイオ株

ここ数年の日本市場では、過去と比較して大きな変化が現れてきています。これまでは、トヨタ自動車や電力会社、電機大手や鉄鋼、建設などの主力銘柄を中心に取引が行われてきましたが、ここ数年は、IT関連銘柄を中心とした新興系の銘柄に個人投資家の人気が集中する傾向が高まっています。そうした新興系の銘柄群の中で、とりわけ注目を集めるのが、バイオ関連株となります。

バイオ関連株が注目されるようになってきた発端は、アメリカ国内で議論が活発化している資源エネルギーの枯渇問題が大きいでしょう。石油や天然ガスといった資源エネルギーの想定埋蔵量を考慮すると、今後の持続性に疑問が浮んできます。特に石油資源に関しては、いつ枯渇してもおかしくないとまで言われるようになってきました。また、こうした資源エネルギーを使用する際に発生する二酸化炭素が、地球温暖化を助長していると指摘する意見もみられ、石油や天然ガスに取って代わる代替エネルギーの模索が加速しています。

アメリカの経済政策のおおまかな方向性として、エネルギー資源の脱・石油化を目指す議論が活発化してきています。これまで石油の代わりと目されてきたシェールガスも、採掘時の環境破壊(水圧破砕法での水質汚染)や地震の誘発などの諸問題が露呈してきたため、これに変わる新たなエネルギー資源を探しだす必要性に迫られているのです。

このような背景から注目を集めているのが、バイオ・エネルギーなのです。バイオエネルギーについては世界各国の研究機関が研究開発に取り組んでおり、資源エネルギーよりも持続性が有り、原子力よりも安全性が高いとして、近い未来の主力エネルギー源として早期に実用化されることが期待されています。日本国内を見てみると、ミドリムシを原料にした健康食品(サプリメント)を手掛けるユーグレナが、バイオ関連株の筆頭と言えます。ユーグレナは、全日空やいすゞと協力し、ミドリムシを原料とするジェット燃料の実用化に向けて大型プラントを建設、2020年を目処に実用化する計画で事業を進めています。

こうしたエネルギー分野の他にも、製薬会社などでも再生医療を中心に、タカラバイオなどの銘柄が人気を博しています。

バイオ関連株に関しては特許や臨床試験の結果、実用化への道筋の発表など、ちょっとした材料で大きく値が動くことが多いので、ボラリティーが非常に大きく、この値動きの大きさが個人投資家を惹きつける一つの要因となっています。

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